2008年03月09日

音楽とコーヒー

キューバの音楽に始めて触れたのは父親の影響でジャズ、ディジーガレスピーやケニ−ドーハムだったと思うけれど、それを「キューバのリズム、音楽」として噛みしめて感じ出したのはカチャオのCDを聞いてから。カチャオにしたって、ブエナビスタソシアルクラブにしたって、始めは『なんかカラダが揺れる独特のイイ感じ』とか『ユル渋かっこいい』とか思ってた(いわゆる頭で聞いていただけ)のような気がする。それが次第に大好きになっていった。。

店内の古い柱や梁、煤竹の天井に漆喰の白壁、、そこへキューバのリズムはミスマッチか?ケルト音楽は?
僕個人としては根源的なところで響きあう意外な親和性を感じている。

ラテンの音楽形式は様々だけれど、全般的に好き。
「シリアスでも明るい」「光を感じさせる音使い」「カラダの奥から揺さぶるリズム」。。

アイルランド音楽も深くてシリアスだったりしながらその音からは広い海原の包容力(自然信仰)が感じられて好き。
アイルランドから、ポルトガルから、ジプシーから、アフリカから、、音楽が出会って影響しあって、、オシャレで洗練されたスタイルもいいとは思うけれど、どこか土着的な感覚と明るさを合わせもった音楽に惹かれる。



『明るさ』と言えば、神音カフェでのコーヒーの味創りのキーワードのひとつでもある。
素材となる原材料豆の個性はとても大事な要素だけれども、コクや香りのきわだちにとらわれることなく、程よい印象を残しながらも後口に悪く響かない『明るい味わい』を目指したい。カッピング用語で『クリーン』という言葉があってそれに近いとは思うけれど、それだけでは無い、日本人が美味しいと感じる五味のバランスを意識して、コーヒーを嫌がる時に特に良く言われる『酸っぱい』『苦い』を『明るい爽やかな酸味(フルーツの新鮮な酸味)』『甘みを引き出す苦味』そしてコク、旨味成分にも通じるような塩味の印象、、(実際は植物であるコーヒーに「塩」は存在しないが、、)そういうものを理想にしている。

自家焙煎のコーヒー屋さんでは口を酸っぱくして(笑)言われる『酸っぱいのは酸化した(悪くなった古い)コーヒー』というセリフがあるけれど、実際は最近の焙煎技術向上と品質管理の向上によって『いやな酸っぱさ』を持つコーヒーは世界から消えつつある。
けれど厳然として「よろしくない工業製品的コーヒー」は溢れ帰っている。。
味わいが豊かでかつ後口も気持ちよい、、そんなコーヒーはきっと良いコーヒーだと思う。



よぼしブレンド:100g/530円

キューバ産のオーガニック認証コーヒーを主として、コーヒーの起源にもっとも近いモカ・マタリ9とホンジュラスの高地マルチネス農園で契約栽培された高品質コーヒーが香りに華やかさをもたらします。

神音のコーヒーの中ではもっともライトな印象(あっさりタイプ)で口当たりもマイルドですが、爽やかでかすかな酸味が香ばしさと甘さを引き立てます。
posted by 農夫見習いパパ at 16:01| Comment(0) | カフェ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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