2006年10月02日

仮想水

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健康志向によってミネラルを補給する意味合いだったり、または味のこだわりだったり、、色々な理由で『水』を購入する人は多いだろう。かく言う僕も「○○○アルプスの天然水」を結構飲む。やわらかくていつでも安定して美味しいから。しかし、あれだけ全国で販売される有名商品である。
水源はもともとその土地を潤し保つ為に無くてはならないものだ。
食品材料(酒など)に使われる量はまだ深刻な程ではないだろうが、『売る程』あるものでは無いはずである。自分に「余り買ってはいけないよ」と声掛している。。

輸入食品、それは肉でも野菜でも「水」を使って作られるが、その背景の水を『仮想水』と呼ぶ。
肉牛1頭を育てるのに必要な水、飼料の穀物を育てる為に汲み上げられる地下水。。実に膨大な水を輸入していることになる。当然食品加工に使われ廃棄される水の汚染や、工業生産で使われる水も同じく膨大な量である。

日本は「水が豊かな国」のイメージがあるが、実際の日本人の生活では食料輸入率の高さがそのまま「水」の輸入の多さとなり、一人当りの使用量も物凄いものとなる。

『どれだけでもあるからいいや』という意識が多かれ少なかれわれわれ消費者の内にあり、加えて「健康」や「エコ」を謳う商業的情報操作に踊らされながらがんがん消費する。。

その背景では飲料メーカーの心無き資源の消費、海外企業も飲料加工用に日本の水をあてにしているという。すでに先進各国で水不足はすすんでいるのだ。

水道水が安全に飲める、節水型の家電製品、水源の保全、、それらはもちろん成果としてあるが、もっと根深い日常の生活にその意識が無いと、『持続』は不可能であるばかりか、破壊が癌のように進行するのを助長してしまうだろう。すでに小手先で戻れる場所では無いと思う。

身土不二というキーワードは「地産地消」を通じてさらに環境保全維持に繋がる大切な意識になると思う。
土地の水を飲む。水道水を上手に活用する。『仮想水』を意識して『フードマイル』と共になるべく値の小さなものをえらぶ。できる事から。
posted by 農夫見習いパパ at 14:36| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 仮想水産物の生産に要した水はその産物の輸出入に伴って売買されていると捉えるとき、その水を仮想水(かそうすい)と呼ぶ。世界的に水不足が深刻な問題となる中で、潜在的な問題をはらんでいるものとして仮想水の移..
Weblog: 水関連いろいろ記述
Tracked: 2007-10-11 20:14
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